ビジネスコミュニケーションアプリ

試しておきたい非同期メッセージングツール10選

リモート、ハイブリッド、オフィス勤務のどれであっても、情報がどう流れるかは成果を左右します。そこで役立つのがコミュニケーションツールです。メッセージングツールには大きく分けて、同期型非同期型があります。

同期型メッセージングツールは、同じ場所にいなくてもリアルタイムでやり取りできるのが特徴です。一方、非同期メッセージングツールなら、即時返信や同時オンラインに縛られず、チームで連携できます。

非同期メッセージングツール

非同期コミュニケーションとは?

リモートワーカーやオンラインで働く人にとって、非同期コミュニケーションは特に使いやすい方法です。主なメリットは次のとおりです。

  • 非同期コミュニケーションなら、リモートワーカーがメッセージにすぐ返信しなければならないプレッシャーを減らせます。
  • 通知や割り込みが少なくなり、チームは作業に集中しやすくなります。
  • やり取りした内容を後からいつでも参照できます。
  • 非同期メッセージングツールは、タイムゾーンの違うリモートチームの連携を効率化し、生産性向上にもつながります。

スケジュールや勤務時間に柔軟性を持たせることは、今の働き方では欠かせません。非同期コラボレーションツールを使えば、リアルタイムや固定時間に縛られず、チームと仕事や連絡を進められます。

この記事では、生産性を高め、チームワークを円滑にする非同期コラボレーションツールを紹介します。自社に合う選択肢を見つける参考にしてください。

非同期メッセージングツールとは?

非同期メッセージングツールとは、送信者と受信者が同時にオンラインでなくてもメッセージを送受信できるコミュニケーションツールです。参加者は自分の都合に合わせて返信できるため、効率的な連絡と共同作業を実現できます。

非同期メッセージングツール10選

ビジネスで検討したい非同期コミュニケーションツールを10個紹介します。

1. ScreenRec

非同期コミュニケーションツール

最初に紹介するのは、世界中で25万人以上に利用されているScreenRecです。ScreenRecでは、画面、Webカメラ映像、音声を簡単に録画し、動画をすぐに共有できます。

タイムゾーンが違って会議の調整が難しいときや、そもそも会議が不要な場面で便利です。ナレッジ共有、チームへの進捗共有、カスタマーサポートでの非同期メッセージングにも活用できます。

ScreenRecはビジネス向け動画プラットフォームを基盤としており、動画メッセージのセキュリティ面でも高い安心感があります。

機能

  • Webカメラ、PC音声、マイク音声を含めた画面録画
  • 動画を録画し、1クリックで共有
  • 2GBの非公開クラウド動画ホスティングを無料で利用可能
  • 安全なアクセスリンクと動画暗号化
  • スクリーンショットの撮影と注釈追加
  • 透かしなし・時間制限なし
  • 軽量なスクリーンレコーダー(ラグを抑えた動作)

料金

ScreenRecは無料で利用できます。

使いやすさ

ScreenRecは使いやすく、数分で操作を覚えられるシンプルなインターフェースが特徴です。クラウドベースの仕組みにより、インターネット接続があればさまざまなデバイスで利用できます。このシンプルさが、他の同期型・非同期型コミュニケーションツールとの大きな違いです。

2. Jell

非同期メッセージング

Jellは、非同期メッセージング、チーム管理、タスク追跡を組み合わせたツールです。チームがタスクを整理し、進捗を把握しやすくします。プロジェクト管理ツールとチームコミュニケーション基盤の機能を併せ持っています。

機能

  • 期限付きのタスク管理と担当者割り当て
  • SlackやMicrosoft Teamsと連携するデイリースタンドアップ機能
  • チャットを組み込んだチームコミュニケーションと共同作業
  • Google Calendar、Slack、Trelloなどの主要ツールとの連携
  • 効率化につながるカスタマイズ可能なワークフローとレポート
  • 生産性を高めるタスク優先順位付けとフォーカスモード

料金

Jellには無料トライアルがあり、有料プランは1ユーザーあたり月額$4からです。有料プランでは、無制限ストレージや高度なレポートなどの追加機能を利用できます。

使いやすさ

Jellは直感的に使えるツールです。わかりやすいデザインとドラッグ&ドロップでのタスク割り当てが高く評価されています。チームはタスクと進捗を簡単に追跡でき、既存のワークフローにも組み込みやすい点が魅力です。

3. Discord

非同期メッセージ

Discordは、特にゲーマーの間でよく知られている音声・テキストチャットアプリです。友人やチームと非同期メッセージで気軽にやり取りできます。ビジネス、非営利団体、コミュニティ運営でも広く使われています。

機能

  • リアルタイム会話に使える音声・テキストコミュニケーション
  • コミュニティやチャンネルを整理するためのサーバー作成
  • アクセスや投稿権限を管理できるカスタム権限設定
  • Spotify、Giphy、Twitchなど各種ツールとの連携
  • リモートでの共同作業に使える画面共有とビデオ通話

料金

Discordは無料で利用できます。任意の有料サブスクリプション(Discord Nitro)は月額$2.99からで、ファイルアップロード容量の拡大やアニメーション絵文字などの追加機能があります。

使いやすさ

Discordは使いやすいインターフェースと簡単な初期設定で知られています。機能やカスタマイズ項目が豊富で、さまざまな用途に対応できます。デスクトップ、Web、モバイル端末から利用可能です。

4. ClickUp

非同期コミュニケーション

非同期テクノロジーの例として、ClickUpも挙げられます。ClickUpは、非同期コミュニケーション機能を備えたチーム生産性ツール兼プロジェクト管理ツールです。リモート環境でも、チームが整理された状態で効果的に連絡できます。同期型のやり取りが必要な場合に使えるチャット機能もあります。

機能

  • タスクにかかった時間の記録と請求管理
  • ファイル共有、コメント、リアルタイム更新
  • 情報を分類・追跡するカスタムフィールド作成
  • プロジェクトのスケジュールと依存関係の可視化
  • カレンダー表示でのタスクやイベントの管理
  • チームまたは個人の目標設定と進捗追跡

料金

ClickUpには無料版があり、有料プランは1ユーザーあたり月額$5からです。有料プランでは、高度なレポート、各種連携、無制限ストレージなどの追加機能を利用できます。

使いやすさ

ClickUpはユーザーフレンドリーで使いやすいツールです。直感的なインターフェースとカスタマイズ性により、幅広いチームや用途に対応できます。他ツールとの連携もしやすく、既存のワークフローに組み込みやすい点も強みです。デスクトップ、Web、モバイル端末で利用できます。

5. Notion

非同期コラボレーションツール

Notionは、非同期または非リアルタイムの共同作業に使えるオールインワン型ソフトウェアです。チームの生産性を高める機能を、コラボレーションツールとしてまとめています。リモート勤務や時間帯が異なるチームでも、効果的な共同作業と情報整理を進められます。

機能

  • カスタムワークフローとカレンダーによるタスク管理・プロジェクト追跡
  • コメント、メンション、タスク更新による非同期コミュニケーション
  • Slack、Google Drive、Zapierなど主要ツールとの連携
  • ナレッジ管理とチームWikiの作成
  • 可視性と責任範囲を高めるカスタムダッシュボードとレポート

料金

Notionには無料版があり、有料プランは1ユーザーあたり月額$8からです。有料プランでは、高度なレポート、連携機能、ストレージ容量の増加などを利用できます。

使いやすさ

Notionは使いやすく、柔軟な構造によりチームのニーズに合わせてカスタマイズできます。

タスク管理からナレッジ管理まで幅広く対応し、他ツールとの連携によって既存のワークフローにも取り入れやすくなっています。デスクトップ、Web、モバイル端末から利用できます。

6. Microsoft Teams

非同期コラボレーション

Microsoft Teamsは、コラボレーションとコミュニケーションのためのプラットフォームです。チーム生産性ツールの機能と非同期コミュニケーション機能を兼ね備えています。同期・非同期の両方で、チームの情報整理と円滑な連絡を支えます。

機能

  • カスタムワークフローとカレンダーによるタスク管理・プロジェクト追跡。
  • チャット、コメント、メンションによる非同期コミュニケーション。
  • 画面共有と録画に対応したビデオ・音声会議。
  • OneDriveやSharePointなどMicrosoft 365ツールとの連携。
  • チームの会話やファイルを整理できるカスタムチャンネル。

料金

Microsoft TeamsはMicrosoft 365のサブスクリプションプランに含まれており、料金は1ユーザーあたり月額$5からです。

使いやすさ

Microsoft Teamsは、他のMicrosoft製品に近いインターフェースで使いやすいツールです。Microsoft 365ツールとの連携が強く、すでにそれらを利用しているチームに適しています。デスクトップ、Web、モバイル端末で利用できます。

7. Wiki

非同期コミュニケーション

そう、WikipediaでおなじみのWikiです。Wikiは、ユーザーが共同でページを作成・編集できるWebサイトの一種です。ナレッジ管理ツールとして使われることが多く、チームメンバー間の非同期コミュニケーションにも役立ちます。

Wikiを使うと、リアルタイムで作業していなくてもチームは効果的に情報共有と共同作業を進められます。メンバーは自分のペースで投稿や編集ができ、互いの作業を妨げにくくなります。

機能

  • ページの共同作成と編集
  • 変更履歴の確認と過去バージョンへの復元
  • ページ間リンクによる情報ネットワークの構築
  • 閲覧・編集できるユーザーを管理するアクセス制御
  • 画像、動画、その他マルチメディアコンテンツの埋め込み

料金

Wikiソフトウェアには無料のオープンソース版も、有料サービスもあります。無料・オープンソースの選択肢にはMediaWikiやDokuWikiがあり、有料ではConfluenceやTiddlyWikiなどがあります。

使いやすさ

Wikiの使いやすさは、利用するプラットフォームやソフトウェアによって異なります。MediaWikiのように慣れるまで時間がかかるものもあれば、Confluenceのように使いやすいインターフェースと簡単な初期設定を備えたものもあります。デスクトップやモバイル端末からアクセスできますが、デザインや機能は大きく異なる場合があります。

8. BaseCamp

同期型と非同期型メッセージング

Basecampは、メッセージボードやコメント機能を通じた非同期コミュニケーションを重視するプロジェクト管理・チームコミュニケーションプラットフォームです。

リアルタイムで作業していない場合でも、チームは効果的に連絡し、共同作業を進められます。メンバーは互いの作業を中断せずに変更を加えられるため、情報整理と円滑なコミュニケーションに役立ちます。

機能

  • カスタムワークフローとカレンダーによるタスク管理・プロジェクト追跡
  • メッセージボード、コメント、メンションによる非同期コミュニケーション
  • Google Drive、Dropbox、Slackなど他ツールとの連携
  • ドキュメント共同編集とファイル共有
  • 時間追跡とレポート機能

料金

Basecampには無料トライアルがあり、有料プランはユーザー数とプロジェクト数が無制限で、1ユーザーあたり月額$15からです。

使いやすさ

Basecampは使いやすいインターフェースを備えています。非同期コミュニケーションに重点を置いているため、リアルタイムで作業していないチームでも効果的に連絡し、共同作業できます。デスクトップ、Web、モバイル端末から利用可能です。

9. YAC

非同期メッセージング

YACは、チーム向けの非同期コミュニケーション機能を提供するクラウドベースのミーティングシステムです。柔軟性と利便性を重視しており、チームの効果的な連絡を支えます。

非同期コミュニケーションツールとしてだけでなく、ボイスメール、ディスカッション、画面共有、ボイスメモなど多くの機能も備えています。

機能

  • 複数のチームメンバー向け仮想電話番号
  • 複数デバイスへの通話・テキスト転送
  • ボイスメールの文字起こしと音声テキスト化メッセージ
  • カスタム挨拶メッセージと保留音
  • 検索・フィルター付きの通話履歴とメッセージ履歴

料金

YACには無料トライアルがあり、年払いの場合、有料プランは1ユーザーあたり月額$3からです。

使いやすさ

YACはユーザーフレンドリーなインターフェースで、設定も利用も簡単です。さまざまなツールと連携でき、デスクトップとモバイル端末からアクセスできます。

10. Loom

カスタマーサポート向け非同期メッセージング

Loomは、非同期コミュニケーション向けに設計された画面録画・動画コミュニケーションツールです。

使いやすいインターフェースで、動画メッセージや画面録画を簡単に作成し、チームメンバーと共有できます。

そのため、リアルタイムで作業していない場合でも、チームは効果的にコミュニケーションできます。

機能

  • 音声とWebカメラに対応した画面録画
  • Webカメラまたは画面録画による動画メッセージ
  • 1クリックで録画と共有
  • 視聴回数とエンゲージメントの追跡
  • 録画へのコメントや注釈追加

料金

Loomには無料のベーシックプランがあり、有料プランは1ユーザーあたり月額$8からです。

使いやすさ

Loomはシンプルに使え、ダウンロードやインストールは必須ではありません。WebブラウザまたはLoomデスクトップアプリからアクセスできます。インターフェースはわかりやすく、録画から共有までの流れもスムーズです。

非同期ツール10選の要点

非同期ツール

特徴

ScreenRec

スクリーンショットツールとしても使える

Jell

プロジェクト管理ソフトとしても使える

Discord

インスタントメッセージング型のソーシャルネットワークとしても使える

ClickUp

プロジェクト管理ソフトとしても使える

Notion

情報整理・ToDo管理ツールとしても使える

Microsoft Teams

ワークスペースツールとしても使える

Wiki

教育リソースとしても知られている

BaseCamp

プロジェクト管理ソフトとしても使える

YAC

クラウドベースの電話システムとしても使える

Loom

動画共有プラットフォームとしても使える

よくある質問

非同期コミュニケーションツールは、リアルタイムの返信を前提としません。同期型と非同期型のメッセージングを比較するなら、同期型のテキストメッセージングはライブチャットのようにその場でやり取りする形式です。

もっとも一般的な非同期メッセージはテキストメッセージです。ただし、音声、動画、音声付き動画コンテンツも非同期で使えます。

  • リクエスト/レスポンス - サービスが受信者にリクエストメッセージを送り、すぐに返信を受け取ることを想定する形式です。
  • 通知 - 送信者が受信者にメッセージを送りますが、返信は想定しません。返信も送られません。
  • リクエスト/非同期レスポンス - サービスが受信者にリクエストメッセージを送り、後から返信を受け取ることを想定する形式です。

非同期メッセージングツールには、生産性向上、割り込みの削減、落ち着いて考えた返信、時間管理の改善、ワークライフバランスの向上といったメリットがあります。タイムゾーンの異なるチームでも働きやすく、個人の作業スタイルにも合わせやすくなります。

チームに合うツールを選ぶには、チーム規模、コミュニケーションの好み、プロジェクト管理の必要性、他ツールとの連携、予算を確認しましょう。無料トライアルを活用して、実際の運用に合うか試すのも有効です。

はい。コミュニケーションや共同作業の目的に応じて、複数のツールを併用できます。ただし、ツールが増えすぎるとメンバーの負担になるため、連絡の流れを整理し、バランスを取ることが大切です。

非同期メッセージングツールには多くのメリットがありますが、返信の遅れ、認識違い、自然なブレインストーミングの機会が減るといった課題もあります。リスクを抑えるには、コミュニケーションのルールを決め、同期型と非同期型を適切に組み合わせることが重要です。

効果的に使うには、返信時間の目安を決め、内容がわかる件名を付け、メッセージには十分な背景情報を含めましょう。スレッドやチャンネルで会話を整理することも役立ちます。必要に応じて質問や確認をしやすい雰囲気を作ることも大切です。

はい。非同期メッセージングツールは、タイムゾーンの異なるメンバーが効果的に連絡・共同作業できるため、リモートチームに特に適しています。リモートワーク環境で柔軟性と対応力を保つ助けになります。

まとめ

非同期コミュニケーションプラットフォームは、生産性を高め、対応の待ち時間を減らし、チームの共同作業を強化するため、現代の組織に欠かせない存在です。インスタントメッセージングアプリからプロジェクト管理ソフトまで、さまざまなニーズに合わせた選択肢があります。

適切なツールを選ぶ際は、チーム規模、プロジェクトの複雑さ、既存システムとの相性などを確認しましょう。どのツールを選ぶ場合でも、非同期メッセージングツールは従業員の仕事を進めやすくします。業務をスムーズにし、意思決定を改善し、透明性と参加しやすさのある文化づくりにも役立ちます。

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